子供の成長
小学校で「6年生を送る会」が行われた。6年生の保護者のみ参観できるので、午前中に仕事を終えると小学校の体育館へ急いだ。
1年生から5年生まで各学年順番に、
6年生へありがとうのメッセージがこもった出し物をしていく。
そうすると我が子が小さかった頃が次々と思い出されてとても切なくなった。
子供の成長は喜ぶべきだが、あの小さな子供時代はもう二度と戻ってこないんだなぁ〜と思うと寂しくてたまらない。
あと何年一緒に居られるのだろう?
ふと「モモ」という小説が頭に浮かんだ。その話では「時間」がその一瞬だけしか咲かない、かけがえのない美しい花として表現されるシーンがあるのだ。
残り少ない子供との時間を、その一瞬一瞬を大切にしたいと思った。
こんな嬉しさと寂しさと色んな思いをさせてくれる子供は、やはり可愛い。